2月16日、東ティモール国立大学で出前授業を行いました。
2025年2月16日、東ティモール国立大学で「経済政策版ポリポリ村のみんしゅしゅぎ」を用いた出前授業を行いました。
東ティモール国立大学は東ティモールで唯一の国立大学であり、今回は法律を学ぶ学生サークル(Timor-Leste Young Justice Empowerment Association)のメンバー24名に授業をさせていただきました。
授業は日本語を現地語であるテトゥン語に翻訳する形で行われ、アニメもこのためにテトゥン語版が作成されました。
学生たちは、法律を学ぶ者らしく、アニメを踏まえて国家運営のあるべき姿や東ティモールの進むべき道について議論を行い、「政治の役割は国民の要望に応答すること。貧しい人がいるのであれば、それに対処するのが役割」「補助金など、対処療法的に行っても限界がある。持続可能な未来をつくるには長期的に考えて企業の発展を重視すべき」等の意見が出されました。
模擬投票では、20対4でキャンディさんが勝利しました。若者が国家の将来について真剣に議論する姿を目の当たりにし、東ティモールという国の未来は明るいと感じさせてくれた時間でした。
今回の授業につき、受け入れてくださった大学関係者の皆様、実現に向けて事務的な作業を請け負ってくださった現地業者の皆様、授業を真剣に受けてくれた学生の皆様、本当にありがとうございました。
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