2月15日、東ティモールのセント・ジョゼ・オペラリオ高校で出前授業を行いました。

2025年2月15日、東ティモールの首都・ディリ市にある、セント・ジョゼ・オペラリオ高校(Escola Ensino Secundário St. José Operario)で「経済政策版ポリポリ村のみんしゅしゅぎ」を用いた出前授業を行いました。

授業は日本語を現地語であるテトゥン語に翻訳する形で行われ、アニメもこのためにテトゥン語版が作成されました。1年~3年の選抜された生徒60名が2回に分かれて授業を受けました。

生徒たちは、アニメの内容を東ティモールの現状に置き換え、「高い税金をかけても政府がそれを正しく使うとは限らない」「社会の発展に今必要なのは企業による投資」「国の運営を考えるうえで、貧困をまずなくすことが先決」等、日本では見られない意見による活発な議論が行われました。

模擬投票は、1回目の授業では20対11、2回目の授業では22対7で、いずれもデイトさんが勝利しました。日本との相違等、結果については今後、詳しく分析していく予定です。

今回の授業につき、受け入れてくださった学校関係者の皆様、実現に向けて事務的な作業を請け負ってくださった現地業者の皆様、授業を真剣に受けてくれた生徒の皆様、本当にありがとうございました。

民主主義と教育を考える会

「民主主義」をいかに教えるか。 これについて、真剣に考える団体です。

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